2020.10.06社員ブログ , 製造日記

溶剤インクとは|屋外ポスターの印刷と乾燥について

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こんにちは、ポスター印刷のプリオ、製造チームです。

 

9月~11月は私たちのお仕事が一番熱くなる繁忙期!

プリオのプリンターたちも、毎日大忙しでアツイです!

屋外用の溶剤インクプリンターは、
インクの特性の関係から、熱による乾燥を行いながらの印刷。
暑いけれど、乾燥はとっても重要です。

 

本日は、屋外用ポスターの印刷に欠かせない

【溶剤インク】の印刷と乾燥についてご紹介します。

 

溶剤インクとは?

溶剤プリンターは、【溶剤(ソルベント)インク】を使用しています。

 

溶剤インクは、雨・雪などの水気にも強く光による色あせ、劣化も少ないため、
屋外看板など、長期間活躍する印刷物に適しています。

 

顔料を有機溶剤に分散したインクで、
溶剤が揮発することにより顔料を定着させるので、【乾燥】がとっても大切なんです!

乾燥が足りないと、加工中に指紋の跡や色移りが起きたり、
ゴミの付着でインクがはがれたりと、不良品が出てしまいます。。。

溶剤インクの印刷には、乾燥が欠かせません!

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ちなみにプリオの溶剤プリンターのインクの種類は4種!マゼンタ・イエロー・シアン・ブラックです。

たった4色ですが、色鮮やかな印刷が可能ですのでご安心ください!

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用紙ごとの【温度設定】でしっかり乾燥!

急速乾燥を実現するために、プリンターには
乾燥させるためのヒーターが3つもついています。

 

さらに!水性インクより乾燥が遅いとされている溶剤インクですが、

外付けの乾燥ファン装置を利用して、素早く効率よく乾燥を行っています。

(スピード納品のプリオには素早い乾燥が必須なんです!!)

 

溶剤プリンターで印刷する用紙は6種類!

①ターポリン ②メッシュターポリン 

③パワー合成紙 ④合成布 ⑤耐水紙 ⑥光沢塩ビ

 

それぞれの用紙によって、インクとの相性はさまざま。個別にプリンターの温度設定をして、印刷しています。

 

 

過去には、設定をミスして、
30mもの印刷がすべて台無し・・・という痛い経験も・・・。

 

温度設定ミスに気をつけることはもちろん、
ヒーターの故障で温度が上がらない!ということもあるので、
プリンター管理は徹底しています。

 

 

超スピード印刷に対応するために

 

こちらの屋外用の溶剤プリンターは、

2020年1月に最新のものに!

 

なんと従来の4倍の印刷スピード

対応いたしました!! 😀 

 

 

 

実は、以前のプリンターでも4倍のスピード印刷は可能でした。

しかし、品質管理と印刷に追いつく【乾燥】が充分にできないことから

実現しなかった4倍のスピード印刷なんです。

 

最新プリンターと乾燥ファン装置で実現することができたんですね 😆 

(印刷待ちしていたことが懐かしいほど、今ではスタッフが追いつくのが大変です、笑)

 


 

今回は、溶剤インクの特徴について、

そして、印刷に欠かせない乾燥についてご紹介させていただきました!

 

溶剤プリンターを導入した当初は、

慣れないお手入れや管理に

とても苦労し、失敗もたくさんしました。。。

 

 

 

それらの経験を糧に、これからも安定した品質で、
いつでもみなさまのお役に立てますよう、スタッフ一同努力してまいります。

 

ご覧いただきありがとうございました。