画質を上げる方法ってあるの？
こんにちは！ポスター印刷のプリオです。
プリオでは、専用のデザインデータがなくても、
デジタルカメラやスマートフォンで撮った写真、
インターネットでダウンロードした画像・イラストも
簡単にポスター・パネルとして印刷加工することができます。
いざ印刷！となったときに発生しがちなトラブル…
それは画質問題。
「画質を上げる方法はありますか？」
とご質問をいただくことがありますので、
今回のブログではその『画質』についてご説明いたします！
目次
低画質データを高画質に修正できる？
残念ながら、低解像度の画像を鮮明に調整することは難しく
プリオではご対応できません。
ぼやけた印象をはっきりとした印象に修正するなど、
ノイズを軽減させる方法自体はありますので
『画像 高画質化』『画質 向上』『画質 良くする』
等のキーワードで検索をすると、目的の方法が見つかるかもしれません。
プリオへは、修正が必要のない完全データでのご入稿をよろしくお願いいたします！
解像度250dpiにすればok？
プリオで推奨している解像度は250dpi。
Photoshopなど、画像編集ソフトをお持ちの方であれば
250dpiに設定いただければ良いのですが…
〇 500dpiのデータを250dpiにする
× 72dpiのデータを250dpiにする
ここ、要注意です！
解像度の大きなものを小さくすることに効果はありますが
解像度が小さなものを大きくしても容量が増えるばかりで画質は改善されません。
容量が無駄に増えてしまうと、入稿に時間がかかってしまったり、
印刷にかけられないなどエラーに繋がりますのでおやめください。
こんな画像は印刷に不向き！
スマホやパソコン上で見ている分には問題がなくても、
印刷してみるとびっくり！こんなに粗くなってしまうの！？というのがよくあるトラブル。
どんなものがそういったトラブルに陥りやすいのか、以下に書き出してみます。
インターネット上で見つけたもの
画像検索して出てきたものや、ブログにアップされている画像たち。
インターネットを快適に閲覧できるように、極限まで軽く圧縮された状態の画像が多いのです。
画面上で見る分には問題無く見えますが、大判印刷で使用するには画質が低く不向きです。
印刷可能な素材として配布されているものや、
画質が充分にあることが明記されているデータをお探しください。
SNSから取得したもの
（上の画像は、twitterに投稿されたプリにゃんの絵を保存しようとしている様子です）
TwitterやFacebook、instagramなどのSNSにアップロードされた段階で、
もともとの画質から自動的に下げられている場合が多いので注意が必要です。
コミュニケーションアプリで取得したもの
よくあるのが、「友人からLINEで送ってもらった写真」。
アプリケーション内で勝手に画質を落として圧縮し、
スマホ用に閲覧しやすくされている場合が多いため注意が必要です。
データ移動は、大容量ファイルの転送サービス、クラウドストレージサービス等を利用するのがおススメです。
スクショで取得したもの
パソコンや、スマートフォンのスクリーンショット（キャプチャ）で取得した画像は、
あくまで記録用であり、低画質なため印刷には不向きです。
低画質データはそのまま印刷されちゃうの？
プリオにご入稿いただいたデータはすべて、
データ処理チームが画質のチェックを行っています。
弊社の基準値よりも『画質が粗い』と判断できる場合にはご連絡させて頂きます。
粗さの判断
画像はピクセル（四角いドット）が集まってできています。
このピクセルの一辺が大きいほど、色と色の境目やカクカクした感じが目立ち、
ドット絵のような仕上がり（粗い画質）になってしまうのです。
ピクセルの一辺が1mm以上の場合、多くの方が粗い印象を受けられるため
画質が粗い、としてご連絡をさせていただくようにしています。
手元データの画質に不安があるという方は、その旨をご注文時やお電話、メール等でお知らせください。
専任担当者がしっかりと確認させていただきます。
いかがでしたでしょうか。
画質問題、結構厄介ですよね。
本ブログで画質のことをちょっとだけでもご理解いただけましたら幸いです！
皆さまからのご注文をお待ちしております♪♪
