【解像度とは】ポスター印刷に適した解像度は?簡単解説!
解像度とはどういった数値なのかわかりやすく簡単な言葉で解説いたします。
さらに大きな印刷をするのに適した解像度もご紹介しますのでポスター印刷を検討中のお客様は最後までご覧ください。
解像度とは
解像度とは、画質を表す数値です。単位は一般的に『dpi』で表されます。
dpiとは / ppiとは
dpiとは「ドット パー インチ(dots per inch)」の略、ppiとは「ピクセル パー インチ(pixel per inch)」の略です。
パソコンやスマートフォンの画面で画像を見る場合はdpiとppiは同じととらえていただいて大丈夫です。
dpiは、1インチ(=2.54㎝)の中にドット(ピクセル)がいくつ入っているかという数字です。
💡 1インチ=2.54㎝
💡 ピクセルとは、画像を構成する四角のことです。小さなピクセルが集まって画像はできています
10dpiとは1インチに10個のピクセルが入っているということ。
dpiの数字が大きくなると、ピクセルの数が増え、1つあたりのピクセルが小さくなるので画質が良くなるといえます。
数字が大きいほど画質はよくなり、データ容量は重くなります。
印刷するときに適切な解像度
印刷するためのデータの解像度はどのサイズで印刷するか、印刷する形式、色数によって変わります。
「印刷する形式」はオフセット印刷やオンデマンド印刷のことです。
「色数」とはカラー印刷やモノクロ印刷、グレースケールやRGBなどがあります。
印刷会社によって印刷機の設備は異なります。
それぞれの印刷会社が自社で最適な解像度を提示していると思いますので、印刷を依頼するときはデータを作成する前に適切な解像度を確認しましょう。
ポスター印刷のプリオの最適な解像度
プリオに印刷を依頼する際は解像度は250dpiあれば問題ありません。
よく耳にする350dpiという解像度はハガキサイズや名刺、雑誌などを印刷する際に一般的な数値です。
プリオは大判印刷専門の印刷会社です。A3サイズ(420×297mm)よりも大きいサイズを想定して解像度をご案内しています。
大きいサイズを印刷するためのデータの解像度を高く設定するとデータ容量が重くなり、様々なエラーやトラブルの原因になります。
お使いのPCによっては処理が完了できずにフリーズする恐れもあります。
入稿やデータチェックにも時間がかかり納期に間に合わない場合も…
「他社では350dpiのデータを送ったしなんか不安。」
「せっかく高い解像度で作ったデータの解像度を下げてしまって大丈夫?」
というお客様はこちらの画像を参照ください。
50dpiと250dpiと350dpiを比べた画像です。
50dpiとの差は分かりやすいと思いますが、250dpiと350dpiの違いはほとんどわかりません。
よって、プリオに印刷を依頼する際は解像度は250dpiで十分です。
250dpiでは処理やデータが重い方は150~250dpiの間で設定して貰っても、見た目は綺麗に印刷できます。
大きなポスターは小さいカタログや雑誌と違ってある程度離れた場所から見るものですので、解像度は350dpiでなくても大丈夫です!
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