Illustratorの画像化(ラスタライズ)で印刷エラーを回避しよう!
こんにちは!ポスター印刷のプリオのデータチェックスタッフです。
ご入稿データによく使用されている透明効果やグラデーションなどの機能は
印刷時にうまく読み込むことができずエラーに繋がりやすいためデータ作成時に注意が必要です。
不透明度、乗算などの透明効果、ぼかし、ドロップシャドウ、光彩、フレア、グラデーション、グラデーションメッシュ、パターンなどの
効果や機能を使用される場合は画像化(ラスタライズ)を推奨しております。
画像化(ラスタライズ)の方法
準備
画像化を行うと、データが1枚の画像として処理されます。
レイヤーやパスの情報は破棄されてしまいますので、画像化後にオブジェクトを単体で移動することはできません。
画像化をする前に別名保存で元データを残しておくことをお勧め致します。
画像化を行う
ロックされているレイヤーやオブジェクトがある場合は、解除しておきます。
データを全選択し、メニューバーから【オブジェクト】⇒【ラスタライズ】をクリックします。
≪設定内容≫
●カラーモード:ご制作のドキュメントのカラーモードに合わせて選択
●解像度:高解像度 を選択
●背景:ホワイト
●アンチエイリアス:アートに最適 がお勧めです
●特色:チェックは外して下さい
処理後は要確認
画像化が完了すると、オブジェクトの情報が<画像>に変化します。
処理前と処理後でデザインに変化が起きていないか十分に確認して下さい。
手順は以上となります。
あとはPDFデータに保存してご入稿下さいませ。