2017.02.15Adobe Illustrator , データの作り方

Illustrator 整列機能を使いこなそう!

こんにちは!
入稿データ担当の清水です。

今回はIllustratorの「整列」についてご紹介いたします。

まず前提として整列機能を使うときは、
整列したい各データを「グループ化」しておきましょう。

画像とトンボをグループ化しないで整列するとこんな感じに↓

トンボと画像がバラバラに整列されてしまいますのでご注意を。。

 

整列の基本は以下の6つになります。

 


水平方向左に整列

 

 

水平方向中央に整列

 

 

水平方向右に整列

 


垂直方向上に整列

 


垂直方向中央に整列

 

 

垂直方向下に整列

 

何となく見た目でどんな風に整列されるかわかりますよね?

でもどこを基準に整列するのでしょう?

体育の授業でもありましたよね。
○○君基準!1、2!開け!
みたいなやつ。

基準がないと整列できないんです。

ではどこで基準を決めるのかというとここ!


3段に分かれている一番下、

下の段右側の□をクリックすると、
「選択範囲に整列」
「キーオブジェクトに整列」
「アートボードに整列」

これが整列の「基準」になります。
 

この3つのうち

「キーオブジェクトに整列」
「アートボードに整列」

を紹介いたします!

 

何も操作をしない場合、初期設定で基準は「アートボードに整列」が選択されています。

アートボードに整列はこんな時に便利です。

 

アートボードとデータがずれている時に、

1.水平方向中央に整列


2.垂直方向中央に整列

これでアートボードの真ん中に整列ができます。

ただアートボードに整列は2つ以上のデータを選択して行うと、

全部のデータが中心に配置されてしまうので、
データが重なった状態になってしまいます。

 

たとえばデータがこんな風になっていて、左4、右4で綺麗に並べたい!という場合「キーオブジェクトに整列」が役に立ちます。

1.整列したいデータを選択


2.選択した状態で「基準」にするデータをもう一回クリック

基準になるデータは選択が濃くなり、整列のマークが鍵のマークになります。

3.この状態で水平方向中央に整列。

4.さらに整列の3段に分かれている一番下左側
「等間隔に分布」で、
「垂直方向等間隔に分布」

そうすると、綺麗にぴったり整列されます。
今回は0mmなのでぴったりくっつきますが、設定をすれば余白をあけて整列もできます。

5.右側も同様にして並べます。

6.左側を基準にキーオブジェクトにして整列で完成!

ここで重要なのは左4つ、右4つそれぞれグループ化しておくことです!
整列はグループ化がなくてはその効力を発揮できません。

文章にすると難しそうに見えますがやってみたらすごく簡単です♪
 いろんな事に応用して使用できる便利機能です!
整列機能を覚えてしまえば、いろんな作業がはかどる事間違いなしですよ!

ではでは良い整列ライフを~

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