2025.07.23商品紹介 , 社員ブログ

【検証】ラミネート加工をすると色味が変わる?

ポスター印刷プリオです!

今回の検証内容は「ラミネート加工をすると色味は変わるのか?」です!

ラミネート加工は、見た目の綺麗さ、表面保護の観点でも

多くのお客様にお喜びいただいている加工となります。

 

しかし、写真作品やアート作品など、色の再現性を重視するお客様からは

  • 色味が黄色くなってしまった
  • 思っていたより色が濃かった
  • 色が沈んでしまった
  • 色が少し変わっていた

という声もいただいております。

 

「ラミネート加工でどのくらい色が変わるのか知りたい」

「ラミネート加工後の色合いが想像できない」

といったご要望にお応えして、詳しく解説していきたいと思います!!

 

【結論】UVラミネート加工を施すと色の見え方が変わる

印刷用紙にUVラミネート加工を施すと色の見え方が変わります。

プリオのUVラミネートには、マットタイプ(ツヤなし)とグロスタイプ(ツヤあり)があり

印刷した用紙の上にフィルムを貼り合わせて加工いたします。

フィルム自体は無色ですが、表面の凹凸の変化により光の反射具合が変わり、色の見え方が変わります。

見え方の変化はどの程度?

比較1:光の反射を抑えた状態

こちらの画像は、光沢紙にマットラミネートとグロスラミネートを施し、3種を並べたものです。

ほとんど色の変化がないように見えます!

しかし…次の画像はどうでしょうか。

比較2:光を反射した状態

光が当たるように撮影してみると、印象の変化が分かります。

  • ラミネートなし(光沢紙)・・・ 光を反射し全体が白っぽく艶が出る。
  • マットラミネートあり・・・光の反射を抑え見やすい。光が当たり全体が少し白っぽく見える。
  • グロスラミネートあり・・・光を強く反射しツヤのある仕上がりに。若干色が濃く見える。

ラミネート加工による印象の変化

色の見え方に違いはでますが、

  • マットラミネートを施すことで、落ち着きのある上品な仕上がりになる
  • グロスラミネートを施すことで、華やかでインパクトのある仕上がりになる

といった印象の変化を楽しむことも可能です。

気になる場合は「ラミネートなし」がおすすめ

こんな画像でも比較してみました。

冒頭のお客様の声にもあったように、ラミネート加工したものが、

若干黄味がかったようにも見えますし、色が沈んだと感じる方もいるかもしれません。

しかし、一般的なポスターや看板などでは、この色の見え方の変化はほとんど気になりません。

色の再現性を重要視される方は、この点をご留意いただき、「ラミネートなし」もご検討ください。

用紙ごとの変化をご紹介

今回は写真作品・アート作品でよく使われる6種類の用紙の比較を写真でご紹介いたします。

  1. マット紙
  2. マット合成紙
  3. 光沢紙
  4. パールフォト紙
  5. 耐水紙
  6. 光沢塩ビ

まとめ

印刷の色味は変わっていないのに、ラミネート加工をすることで、色や見え方に変化がありました。

プリオでは用紙サンプルを無料で配布しております。

画像を見ただけでは不安という方は、実際にサンプルを手に取っていただき、

各用紙の質感や色味の違いを確認していただくとより安心です。

小さくなりますが、ラミネートフィルムも同梱しておりますので、気になる用紙に貼って変化をお確かめください。

\サンプルのご請求はこちらから!/用紙サンプル請求はこちら

 

なお、実際に印刷したいデータがどのように表現されるのか心配な方は、

いきなり大きなサイズで本番印刷する前に、お試しで小さなサイズで印刷するのも手です。

皆さまが少しでも安心して、プリオの印刷サービスをご利用いただけましたら幸いです。