2020.10.12社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】心>体>口

おはようございます。
製造・成井です

今回も昔聴いた法話からです。

仏教では、その人が善人か悪人か、心と口と体の三方向から判断します。

身体で何をやっているか、やっていないか。
具体的にいえば、人を殺したとか、物を盗んだとか、不倫したとか、
親切したとか、裏表なく努力しているとか、などです。

口で何を言っているか、言っていないか。
二枚舌を使ったり、悪口言ったり、ウソをついたり、
あるいは温かい言葉をかけたり、感謝の言葉を述べたりすることです。

心で何を思っているか、思っていないか。
これも具体的にいえば、あの人死ねばあれはオレの物になるのに・・・とか、
あいつは何かひどい目に遭ってくれたらいいのに・・・とか、
どうかあの人が元気になってほしいと切に思うとか、そういうことです。

この心と口と体の三つの行為から人間を判断します。
それでこの三つの行為を『三業』といいます。

中でも仏教が最も重視するのは心の行いです。
ここは世間一般と仏教の大きな違いの一つです。

世の法律では、一番重視するのは体の行いです。
実際にやったかやってないか、アリバイはあるか、白か黒か、
やったかやってないかで善人か悪人か裁きます。

一部、偽証罪や脅迫罪など、何を言うか、の口の行いも裁判等で問題になりますが、
主に身体で実際やったことが問題にされます。

口で言っていることが問題視されるのは、近所付き合いや職場での人間関係などです。
ウソをついたり、人の悪口を言えば、
法に触れないまでも道徳的に「悪人」となります。

このように法律でも社会生活でも、その人が善人か悪人かは、
体や口の行いが問題にされますが、心までは問われません。
こんなこと思っただろう、あんなこと思っていないか、と
心の中まで指摘されることはありません。
だいたい指摘しようにも指摘できません、心の中は他の人にはわからないですから。

わからないことだから
「心の中ぐらい何を思っていたって、別にいいじゃないか、
 誰に迷惑かけるわけでもないんだから」と私たちは心の行いを軽視しがちです。

「口で言ったら人を傷つける、体でやったら人に迷惑かける、
 でも心で思ってるぐらい何だって言うんだ」という人がほとんどです。

ところが仏教では「心で何を思っているか、何を思っていないか」
この点こそもっとも重視するのです。

なぜでしょうか。

それは、心が口や体を動かす元だからです。
心で思ったことが口に表れ、心で思ったことが体に現れるからなんです。
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当ブログに何度か書きこんでいるマザー・テレサの言葉です。

 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

今日も毛が無く、否、怪我無く!