2018.08.20社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】プロセス

おはようございます。
製造・成井です。

多くの人は「何らかの結果」について「幸せ」か「不幸せ」かを判断しているようです。
ですが、結果というのは「結果論」という言葉もあるように、後からつけられたものであり、
誰も事前に予測することができませんし、コントロールもできないものです。

幸せを「結果」に求めてしまうと、誰にも予測したり、コントロールしたりできなのですから、
あとは運任せ、博打みたいなものだということになってしまいます。
なおかつ、結果に対する評価というのは、後からどうにでもなるものです。

例えば、異性にふられて「不幸だ」と思っていても、新たな出会いが素晴らしければ
「あの別れがあったおかげで、こんな素晴らしい人に出会えた」などと、
「不幸」だと思っていた出来事が180度ひっくり返って「幸せ」な出来事になります。
実は「幸せ」とは結果に対する評価ではないのです。

では、「幸せ」とは何か。

それは、「到達すべきゴールを設定し、それに向かうためのベストの選択し努力すること」です。
ゴールに向かう選択をすること自体が「幸せ」なのです。

結果ではなく、プロセスそのものに幸せを見出せれば、
そこに向かっている間ずっと幸せな気持ちでいることができます。

うれしい、楽しい、気持ちいい、すがすがしい、誇らしい・・・といった
ポジティブな感情が得られるものをゴールに設定すると、
そこに向かうための「選択」は、必ず幸せを感じる選択につながります。

旅行の計画をたてるのも、そこに向かう飛行機のなかも、途中に遭遇するアクシデントも、
嵐のような天気も、仲間との言い合いも、全てが「幸せ」に向かう行為になるということです。

結果だけを「幸せ」としてしまったら、大雨が降って「不幸」となり、
仲間と言い合ってまた「不幸」となってしまうのです。

これは余談ですが、子どもの勉強も「結果」を誉められて育った子は、
次第に勉強しなくなったり、挑戦しなくなったり、易しい問題ばかりを解くようになるそうです。

なぜなら、「結果」を誉められるので、「結果」で失敗したくないという心理が働くからだそうです。
逆に、プロセスを誉められて育った子は、勉強していること自体を誉められるので、
結果に関係なく果敢に挑むことができます。

時間はかかるかもしれませんが、長い目で見たら子育ては「プロセス」を誉めた方が
最終的には良い結果になっていくのでしょう。

超訳「般若心経」 苫米地 英人 著
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幸せも、旅も、子育ても、仕事も、そして人生も、
結果だけではなくプロセスも大切にしていきたいですね。

今日も毛が無く、否、怪我無く!