2018.04.02社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】刺し言葉

おはようございます。
製造・成井です。

小林正観さんの講演会より・・・

「へぇ~なるほど」「面白そうね」で始まる会話、
反対に「でも」や「だって」でとぎれる言葉。
自分の発言から「でも」や「だって」を取り去る。
揶揄(やゆ)や嫌みや皮肉を言わないようにする。
それだけで、まわりの世界は変わってきます。

相手の発言に「なるほど」「そうだね」と肯定すれば、会話はそこから始まります。
逆に、「でも」「だって」と否定すれば、そこで会話はとぎれてしまいます。

例えば、「この前の週末、桜が満開でした。すごくきれいでした」
と明るい表情で話してくれた人に対して、
「でも、うちのほうは散ってしまいましたよ」と答えると、会話はそこで終わってしまいます。

会話をするときは、最初から「でも」「だって」という言葉を使わないようにすれば
人間関係も変わってきます。

もう一つ言ってはいけないのは、「揶揄」「嫌味」「皮肉」です。
これはチクチク人を刺すので、私は「刺(さ)し言葉」と呼んでいます。

例えば、恋人に対してこんな言葉を投げかけたとしましょう。
「そんなに仕事が好きなら、仕事と結婚したら?」
これは、おそらくかわいさ余って言ったのでしょうが、
言われた相手はチクチク刺された痛みで逃げてしまいます。
どんどん距離は離れていきます。

「刺し言葉」は、発した人の意志とは逆の働きしかしない言葉なのです。
「嫌味や皮肉でチクチク刺せば、ひと刺しごとに相手は離れる」
ということを覚えておきたいものです。

「あかるい」の「あ」を取ると、「かるい」になる。
明るい人は、軽い人。
軽さとは、「軽(かろ)やか」であり「爽やかさ」であり、
「軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)」。
軽妙洒脱とは、爽やかで洗練されていて、
俗っぽくないことであり、軽やかでしゃれていること。

この反対は「重い」や「重苦しい」。
「揶揄」や「嫌味」や「皮肉」は、重苦しくて、暗くて、陰気になる。

つまり、肯定は明るいが、否定は暗いということなんです。
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「でも」や「だって」や「刺し言葉」はやめて・・・
人の心を軽くする言葉を発したいですね。

余談ですが、私の家内の口癖は「そうじゃなくてサ・・・・」

今日も毛が無く、否、怪我無く!