2025.06.20印刷事例 , 展示会

歴史を伝える展示に最適!アルミフレーム付きパネル印刷|「与論島から三池炭鉱へ」展|印刷事例484

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本記事では、展示会でご使用いただいたパネル印刷アルミフレーム加工の印刷事例を紹介します。

炭都三池文化研究会所属の鵜飼雅則さまにご協力いただきました。

 

パネル加工を施した印刷物はそれだけでも存在感がありますが、アルミフレームを取り付けることでパネルに一段としっかり感が生まれ、展示物としての説得力を高めます。

さらに、パネルの反りや角の潰れを防止するため、大切な展示物を美しい状態のまま長期間にわたって展示できるという魅力もあります。

展示会や作品展を企画されている方はぜひご参考にしてください!

 

また、今回パネルをご使用いただいた展示会「与論島から三池炭鉱へ──130年前の台風被害と移住労働者の物語」についてもご紹介します。

今の豊かな日本に至る発展を支えた方たちの歴史についても知っていただけたら嬉しいです。

パネル印刷+アルミフレーム加工 ご利用の様子

こちらは、2025年6月7日(土)から7月6日(日)まで大牟田市石炭産業科学館で開催されている、炭都三池が生んだ文化展 「与論島から三池へ~その歩みと今をたどる~」の展示風景です。

与論島の展示でのパネル
▲壁面に飾られている、シルバーのフレームの付いたパネルをプリオで作成いたしました。

こちらのパネルでは、炭鉱での厳しい労働環境の中でも、仲間と気持ちを共有する“心の支え”のような存在だった与論ラッパ節や与論小唄の歴史について紹介されています。

ぜひお近くにお住まいの方は、この機会に足を運んで展示をご覧くださいね。

与論島の展示でのパネル

与論島の展示でのパネル

展示方法はアルミフレームに付属している上部のフックを利用してピンで固定しているそうです。

プリオのフレーム上部には下の画像ような三角形の金具がついています。

フレームの金具

360度動きますので、ひもやチェーンを通して展示したり、そのままピンで留めて展示することができます。

プリオ利用のきっかけと感想を頂きました

▼鵜飼雅則さまより

プリオのことはサイトで検索して知りました。
展示会場にパネルが届いた際、内1枚に破損が見つかりました。
連絡を差し上げると即座に対応していただき、信頼できる会社だと思いました。

今回、展示したパネルのほとんどが、与論島出身者やその子ども世代の方々で作られた大牟田・荒尾地区与論会で制作されたものです。
年に一度、大牟田で行われる与論島の催事で長年、展示されてきました。今回、私が担当した与論島の歌のパネルはこれまでになかったものでした。そのため、今回の展示が終わりましたら、与論会に寄贈させていただくことになりました。今後、世論会の催事の際、展示して頂けるそうです。きっちりしたパネルを作っていただいてよかったと思っています。 

ぷりにゃん

この度は、与論島からの移住、そして三池炭鉱で働かれた方々の歴史を後世に伝える大切な展示に、プリオのパネルをご利用いただきありがとうございました。
このような意義深い企画に、微力ながら関わらせていただけたことを大変光栄に思っております。
 

パネルの破損につきましては、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。それにもかかわらず「信頼できる会社」とのお言葉を頂戴し、恐縮しつつも大きな励みとなりました。

 
今回のパネルが今後、与論会の皆さまの催事などで引き続き活用されると伺い、私たちもとても嬉しいです。鵜飼雅則さま、印刷事例へのご協力、誠にありがとうございました(=^ω^=)

 

印刷仕様

商 品:パネル印刷(発泡パネル)

用 紙:マット紙

サイズ:594mm×420mm(A1サイズ)、420×594mm(A2サイズ

オプション:アルミフレーム(銀)加工、ヒモ

 

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※オプションはご注文時に追加してください

 

制作のポイント

■軽くて反りにくい発泡パネル 
発泡パネルは、反りに強く、軽量で扱いやすい7㎜厚のパネルです。
軽いので持ち運びや展示が容易です。

【パネル印刷】プリオの発泡パネルが反りに強い理由

■展示に最適なアルミフレーム加工

展示用の金具がついているので展示に便利です。
また、パネルの反り防止効果で長期安定した利用が可能になります。

パネル展示方法~アルミフレームで印象アップ!~

 

炭都三池が生んだ文化展 「与論島から三池へ~その歩みと今をたどる~」

明治31年(1898年)、鹿児島県・与論島の人々は台風による被害を受け、新たな生活を求めて福岡県大牟田市や熊本県荒尾市に移住し、三池炭鉱で働くようになりました。この展示では、与論島からの移住と過酷な炭鉱労働の歴史、当時使われていた道具や写真、移住者たちが互いに支え合って暮らした様子などが紹介されています。多くの人にとって知られていないこの地域の歴史を伝える貴重な企画展です。

 

【展示期間】 6月7日(土) ~7月6日(日) 09:30~17:00
【休館日】毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌平日)
【場所】 大牟田市石炭産業科学館 企画展示室
【料金】 無料(常設展示室観覧は有料)
【公式サイト】石炭産業科学館開館30周年記念―炭都三池が生んだ文化展「与論島から三池へ~その歩みを今たどる~」 | 大牟田市石炭産業科学館

展示のチラシ

NHKのニュースでも取り上げられたそうで、展示の様子や背景がよくわかる動画も紹介されています。
現地に足を運べない方は、ぜひこちらをご覧ください。

▶︎ 与論島から移住 歴史伝える企画展 大牟田 石炭産業科学館|NHK 福岡県のニュース


データ処理チームのぺリコでした。
今回の展示のテーマである与論島の方々の歴史について、恥ずかしながら私はほとんど知りませんでした。
この記事を書くために調べていくうちに、多くの人々の苦労や苦難の上に、今の豊かな日本が築かれているのだと深く理解することができました。
日々の生活の中にある様々なものへの感謝の気持ちがこみ上げています・・・

鵜飼雅則さま、貴重な印刷事例にご協力いただき、誠にありがとうございました!

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