2019.09.30社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】110パーセント

おはようございます。
製造・成井です。

「コケそうになるのをこらえるから速く走れる!」
これは世界陸上の400メートルハードルで銅メダルを獲得した為末大さんが、
速く走るコツを説明した言葉です。

思い切って前のめりの姿勢を取ったとき、転ばないようにするには、
必死で脚を動かし、バランスを取るしか道はないというわけです。

これは、仕事をする心構えにも通じるのではないでしょうか?
失敗を恐れずに、グッと重心を前に取る。

つまり、後ろをまったく振り返らずに仕事に取り組んでみる。
そうすると、もうゴールだけを見て、大車輪で働くしかないのです。
そして、自分が決めている限界点を超えたところに仕事の重心を置いてみる。
すると、処理能力がどんどん上がる。

これは真実です。

私が赤字会社の再生をするときも、実は目標を110%達成に設定しています。
110%という目標でも自分の限界を超え、より多くのハードワークが必要となります。
しかし、その厳しさがそれまで以上に仕事力を高め、不可能をも可能にしてくれるのです。

「2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート」 長谷川 和廣 著
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心理的な限界と、本当の限界には、大きく差があると言われています。
たとえば5キロ走って「もう無理~、限界」って思った地点と、
本当に足がつったりして走れなくなる限界とでは、大きな差があると言われています。

そして、ちょっと頑張れば届く目標、110%位に設定するとなんとか達成しようという気になりますが、
到底届かない目標だと、やる気そのものがなくなってしまうかもしれません。
特に「人の成長」という視点で見ると納得できます。
いきなり2倍の筋力にはならないので、地道な積み重ねがいかに重要かが分かります。

日々、昨日の自分をちょっとでも超えるように努力していきたいですね。

今日も毛が無く、否、怪我無く