2019.08.19社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】ワルクチ イワナイ

おはようございます。
製造・成井です。

「人の悪口を言うのは、やめましょう」と子どものころから言われているのに、
なかなかやめられない人は少なくありません。

人の悪口を言ってその人をおとしめると、そのぶん自分が偉くなった気がします。
しかし、それは錯覚です。

階段のそれぞれの段に人がいて、誰かを下の段に移動させたからと言って、
自分が順送りに一段上がるわけではありません。

自分も他の人から悪口を言われているのに、他人の悪口を言って得意になっていれば
「オメデタイ奴だ」と陰で笑われます。

悪口を言う人の中には、「みんなは知らないだろうけど、あいつはこんな奴だ」と
自分の情報収集能力や分析力を自慢する人もいます。
そんなことを自慢げに話せば、相手は「私の悪口も他の誰かに言っているに違いない」と思うでしょう。
結果として自慢にもなっていませんし、信頼も失うことになります。
このように、悪口を言っても何もいいことはありません。

いいことがあるとすれば、陰で笑われて信頼を失ってはじめて、
悪口を言わなくなることくらいでしょう。

「えんま様の格言」 名取 芳彦 著
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最近は、物知り顔で悪口を言うことが正しいかのような風潮があります。
特に、顔の見えないネットの社会で多いように思います。
まるで、そこに相手の心が存在しているのを忘れてしまっているのではないかと思えるほど
残酷なことを平気で書く人もいます。
そういう人は、陰で笑われて信頼を失っていることに気付いていないから言えたり書けたりするのでしょう。

言われた側は、そういう意見もあるんだなと前向きに捉え、
次に生かしていけたら良いですし、心が折れそうなときは「スルー」でOKです。
自分は悪口を言わない!
でも、もし言われてしまったら、その言葉もバネにして成長していきたいものですね。

今日も毛が無く、否、怪我無く!