2017.04.08Adobe Illustrator , データの作り方

【自動チェックシステムでNGが出たら…】オーバープリント/透明効果

ポスター印刷のプリオ データ担当の越川です。

 

みなさま、自動チェックシステムをご存知でしょうか。

ご入稿前にお客様ご自身でデータチェックが可能な便利システムで、入稿の不安を取り除いてくれます。

チェックが無事に完了すると、自動的に入稿用のPDFデータを生成してくれる優れもの!

▽システムの使い方をご紹介しています▽

入稿データを自動でチェック!安心入稿!~自動チェックシステムとは?~

 

本日の記事では、チェック項目の「透明効果」「オーバープリント」についてご説明致します。

 

透明効果

透明効果にはドロップシャドウやぼかしなど様々な種類がございますが

自動チェックシステムが対象としている透明効果は「不透明度」となっております。

不透明度とは、オブジェクトやレイヤーに対して透明度を指定することができる効果です。

透明度を下げることで、背面にあるオブジェクトが透けて表示されます。

 

 

データ内に見当たらない…!見落としがちな不透明度

[透明]のタブで設定する以外にも、不透明度は存在します。

たとえば、このグラデーションは、右側箇所の色に不透明度が10%設定されています。

透明効果を探す方法

イラストレーターでデータ作成~あなたのデータに潜む透明効果!~

透明効果の解決方法

そもそも、印刷に透明という概念・色は存在しない為

透明効果を使用されると印刷エラーや色の転びが発生しやすくなってしまいます。

効果は画像化を行うことで問題なく印刷することができます。

画像化の方法はこちらの記事で詳しくご紹介しております。

 

オーバープリントとは

オーバープリントとは色を重ねて印刷することを指します。

 

詳しくはこちらの記事にてオーバープリントの説明と、解除方法をご紹介しております。

 

基本的にプリオではデータ内のオーバープリントを解除する処理を行っております。

自動チェックシステムで生成されたPDFを確認頂きまして

デザインに問題がなければそのままご入稿頂いても大丈夫です。

 

 

自動チェックシステムで安心入稿!

ご参考になりましたら幸いです!