【検証】発泡パネルを雨ざらしに!屋外で使うとどうなる?
「3日間だけの利用なら、屋外でも発泡パネルで大丈夫ですか?」
「発泡パネルはどのくらいの耐久性がありますか?」
そんなお客様の声にお応えして、
今回は、屋内向けの発泡パネルを屋外で使用するとどうなるのか!?
という検証結果をまとめました🔍ご参考にしていただければ幸いです。
検証した仕様はこちら
- 商品:パネル印刷(発泡パネル)
- 用紙:耐水紙
- サイズ:A3サイズ(420×297mm)
※プリオの発泡パネルは、アルミ入りの特殊紙を使用しており、一般的な発泡パネルより反りにくい仕様となっております。
検証期間と使用環境
【期間】10日間(2025年6月24日~7月3日)
【場所】スタッフ自宅のベランダ(埼玉県)
【天気】最初の3日間は降ったり止んだり。7/1は夕方ゲリラ豪雨。
【結果】10日間のビフォーアフター
いかがでしょうか?
パッと見た感じはほぼ変化がありません!👏
しかし、よく見ると…
- 印刷面は薄っすら雨の跡あり
- 裏面は端に若干の劣化あり
- パネルは5mm程度反った状態
上記のような劣化が見られました。
「この程度であれば許容範囲!」という方は、発砲パネルでお試しいただくのも有りかと思いますが、
使用環境や商品の仕様(サイズや形)によっても劣化具合は変わってまいりますのでご注意ください。
※※本記事の内容はあくまで当社での検証結果です。※※
実際の使用環境によって劣化の程度は異なりますので、ご使用の際はお客様ご自身のご判断でお願いいたします。
なお、屋外設置による劣化等について、当社では責任を負いかねますのでご了承ください。
アート作品など品質を維持したいもの、長期利用したい場合は耐久性のあるアルミ複合板がおすすめです。
雨の日の様子
耐水紙のため、印刷面は水を弾き、インク剥がれ等はありません。
裏面は、紙ですので端から水を吸い込んでいます。※晴れると水は乾きますが、端から劣化しやすくなります。
雨の跡や汚れは残るのか
パネルの裏面に染みた雨の跡は、乾いても残ってしまいます。
これは、コピー用紙などにお水をこぼしてしまった場合と同じ現象です😢
また、水濡れを拭き取ることができるとされる耐水紙ですが、
汚れを含む雨水を10日間放置した結果、水に濡らした布で拭き取っても跡は残る結果となってしまいました。
特に濃い色の印刷面に跡が残りやすく、白地や薄い色の箇所はほぼ気になりません。
少しでもキレイな状態に保ちたい方は、濡れたらすぐに拭き取ることをおすすめいたします。
まとめ
検証期間は梅雨でしたので、雨や湿気が多い10日間でしたが、
立てかけて掲示する分には、大きな問題はありませんでした。
耐水紙(屋外向け用紙)をご利用の場合であれば、用紙破れやインク剥がれがなく、短期屋外利用も大丈夫そうです!
品質劣化によるご不安がある場合には、迷わずアルミ複合板をご選択いただけましたら幸いです。