オリジナルのれん印刷してみた
今回はAdobe Illustratorを使用し、オリジナルデザインの目隠し用のれんを作成してみました。
のれんのデータ作成時に注意すべきポイントなど、印刷に必要な準備や手順を詳しく解説しています。
また実際に印刷した際のサイズ感や、取り付けるための材料なども紹介しています。
「部屋を間仕切りしたいな・・・」「でも費用や手間は最小限に抑えたい」という方は
この記事を参考にぜひオリジナルのれんの製作に挑戦してみてください!
目次
のれん(暖簾)の概要
「のれん(暖簾)」は日よけや目隠しとして
お店の入り口に吊り下げたり、家の中の間仕切りとして使用される布です。
「のれん(暖簾)」は古くから日本で親しまれていました。
冬場の寒さを防いだり日よけのために建物の入り口に掛けられていたそうです。
現在では印刷技術の進化により、お店のロゴや家庭用ののれんなど様々なデザインが印刷されています。
印刷されたのれんは実用性だけでなく、おしゃれなインテリアとしても活躍していますね!
普段何気なく目にするのれんにも、たくさんの人の思いやこだわりがつまっています。
今回紹介するのれんについて
今回私が作成したのは自宅で使う目隠し用のれんです。
(間仕切りカーテン、もしくはドアカーテンとも呼ばれているようです)
私の家は玄関から部屋までに仕切りが無く、落ち着かないなあと感じていました。
賃貸なのでドアをつけることもできないため
「のれんなら手軽に取り扱えるからちょうど良いのではないか?」と思い立ちました。
そこで多くの通販サイトで印刷されたのれんを探しました。
しかし好みの印刷デザインのものが見つからず・・・。
それなら、「自分でデザインしたのれんを印刷してみよう! 」と思い作成に至りました。
のれんの作り方
①のれんのサイズを決める
まずは印刷するのれんのサイズを決めていきましょう!
最初に取り付ける場所の横幅を図ります。
私の場合は廊下の幅を図りました。
幅80cmになります。
高さは大体床から天井までが2mくらいなので
上下のバランスを考えて1.5mで作ってみることにしました。
そのため今回ののれんのサイズとしては【横幅80cm×高さ150cm】になります。
②のれんのデータを作る
次に入稿するためのデータを作っていきます!
今回私は大好きな「犬」をテーマにデザインを作成することにしました。
ここではAdobe Illustratorを使用していますが
もちろん他のツールでデザインを作成いただいても大丈夫です!
①まずはデータ処理のスタッフに手描きで犬のイラストを描いてもらいました。
↓こんな感じ 😳
②描いてもらったイラストの写真をAdobe Illustratorでパス化します。
パス化することでデザインが編集しやすくなります!
③作成するのれんのサイズ(今回は短辺80cm×長辺150cm)でデザインを作っていきます。
今回はAdobe Illustratorのパターンの効果を使用し、デザインを作成しました。
★★★ポイント★★★
・印刷時に吊り下げるためのハトメ加工をするため、デザインの上部40mmは大切なデザインを配置しない
・印刷後、左右に切れ目を入れる必要があるため、ハサミで切るためのガイドとしてカット線をデータに入れておく
・特殊な効果(今回でいうとパターンスウォッチ)を使用する場合は、画像化(ラスタライズ)をする
ちなみに・・・犬の色はみんなの好きな色です🐶
③プリオで注文する
データが完成したらプリオで注文しましょう!
今回は【布ポスター】の用紙で印刷します。
布ポスターとは・・・布地ポスターとして最も人気のある布素材です。
布のため破れにくく、軽くて軟らかい布素材ですので折り畳んでカバンに入れて持ち運びすることが可能です。
★★★注文方法★★★
①ホームーページ右上「ご注文はこちら」をクリック
②「ポスター印刷」をクリック
③「布ポスター」を選択
④仕上がりサイズ「変形サイズ」で「800mm×1500mm」と任意の数字を入力
⑤ハトメ加工を「5」箇所入力
⑥連絡事項欄に「ハトメは上部に5か所、均等配置」と指示を記載する
※指示の出し方についてはこちら⇒ハトメ加工の位置を指定するには
注文ができたら入稿して完了です!
何か不備があれば印刷前にお電話、もしくはメールで連絡させていただきます。
のれんを取り付けよう!
①のれんを作る下準備をする
印刷されたポスターを、あらかじめ入れていたカット線に沿って切っていきます。
布ポスターなのでハサミで簡単に切れます。
カット後の完成したのれんがこちらです。
夕日の逆光による透け感が見受けられますね!
②必要な材料を100円均一で揃える
取りつけるために必要な材料を揃えていきます。今回使用したのは
・100円均一で購入した突っ張り棒
・S字フック
になります。
ハトメは内径12mmと結構円が大きめなので、
S字フックを選ぶときはカーブが深めのものを選ぶとのれんが落ちにくいです。
お好みでヒモやリボンに置き換えてみてもいいかもしれませんね!
③実際に取り付ける
ここまできたらあともう一息!頑張って取り付けていきましょう。
まずは突っ張り棒を取り付けます。
私は椅子の上に立ちながら作業しました。左右のバランスに気を付けながら取り付けます!
次にS字フックでのれんを吊り下げます。
全てのS字フックを取り付けたら完成です!
足元が少し空くように取り付けました。
布ポスターの地の色をクリーム色にしたのですが、家の雰囲気と合っていて落ち着きます。
もちろん目隠しとしてもぴったりです。
アップで見るとこうです。良い感じですね!🐶
布ポスター活用方法
ここまで布ポスターを使用したのれんの作り方を案内してきました。
プリオでは他にもいろいろな布ポスター活用方法に挑戦していますので
こちらでいくつか紹介させていただきます!
弊社スタッフが布ポスターを使用してクッションを作成しています。
好きなデザインでクッションを作成できるのはとても魅力的ですね!
手作りで作るので温かみがあり、さらに愛着が湧きそうです。
スポーツの応援観戦に大活躍中のゲートフラッグ!
こちらも今回紹介したのれんと同じく、100円均一で材料を購入しています。
丸めたり軽く折りたたむことで簡単に持ち運びができます。
パーティーに使用する小道具を弊社スタッフが作っています!
布ポスターを使用して首にかけるリボンを作成しています。
柔らかく薄手なので、小さいものも作ることができますね!
上記以外にも、プリオのブログでは様々な布ポスター活用方法を紹介しています。
また、プリオをご利用いただいたお客様の印刷事例も掲載していますので、
そちらも是非参考にしてみてください!
まとめ
今回は目隠し用のれんを印刷してみました。
玄関から部屋への視線を遮ることができ、落ち着いた空間が生まれました!
また自分の好きなデザインで作ったため、
「世界にひとつだけののれんなんだ!」と見るたびに愛着が湧いてきます。
今回はAdobe Illustratorを使用してデータを作成し、印刷しましたが
データさえ用意できれば誰でも簡単にオリジナルのれんを印刷することができます。
データが完成したらぜひプリオで印刷を!
あなただけの素敵なオリジナルのれんを作っちゃいましょう!