2018.07.23社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】フォーカス

おはようございます。
製造・成井です。

何かに意識を向ければ、それは拡大します。
ポジティブなことに意識を向ければ、それは拡大します。
逆に、ネガティブなことに意識を向ければ、それも拡大します。
これは宇宙の法則です。

興味深い実験を紹介しましょう。

部屋の中に長さ五メートル、十センチ四方の頑丈な角材を置いて、その上を歩いてみるのです。
誰でも簡単にできるはずです。

では、その角材を高層ビルの合間に架けて、その上を渡ってみるとしたらどうでしょう。
おそらく誰もできません。

同じ角材の上を歩くにもかかわらず、部屋の中なら簡単にできるのに、
高層ビルの合間ならできないのはなぜでしょうか?

部屋の中なら角材を渡ることに意識を向けるのに対し、
高層ビルの合間なら角材から落ちることに意識を向けてしまうからです。

もしそんな状況で実行に移せば、落ちる可能性はきわめて高いはずです。
同様に、何かをするときは、失敗することに意識を向けてはいけません。
そうすればするほど、失敗する可能性が高くなるからです。

何かをするときは、成功することに意識を向けましょう。
そうすれば、成功する可能性はきわめて高くなります。

もちろんそうしたからといって絶対に成功するとはかぎりませんが、
失敗することに意識を向けるよりは成功する可能性がはるかに高いと言えます。

「人生が変わる習慣」アンソニー・バーグランド著
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「人は自然とフォーカスする方に向かっていく」と言われます。

例えば、車の免許を取るときに、教習所でも教わる話の一つに・・・・
左車線にトラックが走っていたとして、意識してトラックの方をチラチラ見ていると、
段々そっちに寄って行ってしまいます。
だから、「もっと目線を前にして、遠くを見ましょう!」と言われるのです。

オートバイでは、カーブに進入したときの視線と意識は、
カーブ出口の先の直線を見るように教わります。
行きたい方向に意識を向けないと危険なんですね。

お笑い芸人の千原ジュニアさんは、
「なんで千原さんの周りではそんなに面白いことばかり起きるんですか?」
という質問対してこう答えています。

「お笑い芸人の周りだけで面白いことが起きてるはずなんかない。
 でも、ワシらは人におもろい話をするって決めて生きてる。
 だから、面白いものが引っかかるんや」

ジュニアさんの話も、どこにフォーカスしているかどうか? がポイントということです。
日常のなかで、面白いことに視点(フォーカス)を当てているか、
面白くないところに視点を当てているのか・・・
それが違いを生むのです。

再度書きます。
「人は自然とフォーカスする方に向かっていく」

幸せや、今あるものの有り難さに視点を当てていたら、
自分はなんて幸せな人生を歩んでいるのだろうと、幸福感に包まれる。
不幸や、無いもの、足りないものばかりに視点を当てていたら、
自分ばかりなんでこんなに辛い人生を送っているのだろうと悲しくなる。
そして、そっちを見れば見るほど、意識すればするほど、
知らず知らずのうちにそっちに行ってしまう。

さてさて、どちらにフォーカスしましょうか・・・・

今日も毛が無く、否、怪我無く!