【検証】布ポスターの折り跡(しわ)は消せる?洗濯・アイロンはOK?

といったお客様の疑問にお答えするため、布ポスター(屋内向け)と合成布(屋外向け)の2種類の印刷用紙で、アイロンがけ・水洗いの実験を行いました。
写真付きで分かりやすく解説してまいります。ご参考にしていただければ幸いです。
※本記事は、実際にプリオでアイロン・洗濯を行い、同一条件で比較検証した結果をもとにまとめています。
目次
よくあるご質問(FAQ)
※お急ぎの方は、まずこちらをご覧ください。
Q. 布ポスターはアイロンをかけても大丈夫ですか?
A. 布ポスターはアイロン推奨の商品ではありません。
低温設定・当て布を使用した場合、 しわが軽減されるケースもありますが、仕上がりや耐久性を保証するものではありません。
Q. 布ポスターの折り跡(しわ)は消せますか?
A. 完全に消すことはできません。アイロンをかけること(非推奨)で、表面のしわは目立ちにくくなる場合がありますが、 折り跡や傷は残ります。
Q. 合成布にアイロンは使えますか?
A. 原則NGです。
合成布は塩ビ素材を含むため、熱による縮み・カール・よれが発生する恐れがあります。
Q. 合成布は屋外用なのに、なぜアイロンの熱に弱いのですか?
A. 屋外で想定される熱は、太陽光による緩やかな温度上昇です。
一方、アイロンは高温を一点に、圧力をかけて加熱するため、 変形が起こりやすくなります。
Q. 布ポスターは洗濯できますか?
A. 洗濯はおすすめできません。水性インクを使用しているため、擦れや折れによってインク滲み・剥がれが起こる可能性があります。
Q. 布ポスターは屋内向けの用紙ですが、水に濡れても大丈夫ですか?
A. 多少の水濡れであれば問題ありません。
ただし、インク滲みの原因になりますので、用紙同士を擦らないようご注意ください。
Q. 布ポスターや合成布は、折りたたんで持ち運べますか?
A. 可能です。折り跡が気になる場合は、できるだけ緩く畳み、印刷面同士が擦れないようご注意ください。
Q. どうしてもアイロンや水洗いを試したい場合は?
A.お客様ご自身のご判断・責任にてお願いいたします。なお、商品の劣化や破損、ならびに事故や怪我等の発生について、当社では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。本番前にサンプルや端材でテストすることをおすすめいたします。
布ポスター・合成布について
布ポスターや合成布は、一般的な紙製ポスターと比べて、しわがつきにくい特性があります。
学会発表等で飛行機の機内へ持ち込む際など、
「折りたたんで持ち運ぶ」というシーンにも適している用紙です。

しかし、布といっても、あくまで印刷用紙ですので、折りたたむと折り跡(しわ)はついてしまいます。
また、洗濯やアイロンがけ推奨の商品ではございませんので、ご注意ください。
今回の検証内容
【用紙】布ポスター・合成布の用紙サンプル(A6サイズ)
①折り跡をつけた用紙にアイロンをかける
②洗濯(水洗い)を行う
※本記事の内容は、アイロンがけや洗濯を推奨するものではありません。※
本記事の内容をよくご確認の上、実践する際はお客様ご自身のご判断でお願いいたします。
なお、商品の劣化や破損、ならびに事故や怪我等の発生について、当社では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
検証結果
アイロンでしわは伸ばせるが、折り跡は消えません。

布ポスター(屋内向け用紙)と合成布(屋外向け用紙)を手でグシャグシャに丸めて、意図的に強い折り跡をつけました。
当て布をして、アイロンをかけてみると…
どちらもしわが伸び、折り跡は目立ちにくくなりました。
しかし、よく見てみると…

どちらも折った際にできた跡は消えていません。裏面から見るとより分かりやすいです。
合成布の方は熱を加えたことで少しカールがつきました。
また、折った際に印刷面がこすれた箇所は、インク剥がれが起きています。
折りたたんでの移動や保管の際は、できるだけ印刷面がこすれないようご注意ください。
合成布のアイロンがけは要注意!
当て布なしで直接アイロンをかけると、こんな結果に!
ピンと伸びている布ポスターに対して、合成布は縮んでよれよれになってしまいました!
合成布は、繊維に塩ビが練り込んであるため、熱に弱く縮みが発生してしまいます。
合成布は原則アイロン不可とお考えください。
しかしどうしても行う場合は、サンプルや端などでテストする、低温で当て布をする、など
特に慎重に作業した方が良さそうです。
水濡れOKですが、洗濯はおすすめできません。
今回は、手洗いで洗濯(水洗い)をしてみました。
水を溜めて、用紙を優しくゆらゆら…
短時間水に浸す程度なら、どちらの用紙もインク滲みや変色はありませんでした。しかし…
水性インクで印刷を行う布ポスターは、用紙同士を擦り合わせることで、インク滲みが起こってしまいました。
今回、合成布に関してはインクが解けたり滲むことはありませんでしたが、
どちらの用紙も、洗う際に用紙が折れたり傷がつく恐れがあるため、
手洗いであっても洗濯はおすすめはできません。
まとめ
今回の弊社の検証結果はこちら!
■布ポスター(屋内向け)
- しわ:アイロンで軽減可能
- 折り跡:消えない
- 水濡れ:短時間ならOK
- 洗濯:非推奨
■合成布(屋外向け)
- しわ:アイロンで軽減するが危険。原則アイロンNG
- 折り跡:消えない
- 水濡れ:OK
- 洗濯:非推奨
「どうしても実践したい!」という方は、用紙の状態を確認しなら慎重に行ってください。
無料のサンプルで実際にお試しいただくのもおすすめです。
※本記事は当社での検証結果に基づく内容です。
実際に印刷した用紙のサイズ、インク量、デザイン、使用環境などにより、結果が異なる場合があります。
※アイロンがけや洗濯は推奨しておりません。やむを得ず実施される場合は、お客様ご自身のご判断・責任にてお願いいたします。なお、商品の劣化や破損、ならびに事故や怪我等の発生について、当社では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
皆さまが少しでも安心して、プリオの商品・サービスをご利用いただけましたら幸いです。








