2017.04.03社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】順境なら善し、逆境なら・・・

おはようございます。
製造・成井です。

小林正観さんの講演会からです。

順風50%、逆風50%が一番良い。
「逆風」つまり自分に対してネガティブなことを言う人も50%位いると良いのです。
ただし、この50%というのは「人数」ではありません。
「エネルギー」です。

身近な人や、よく会う人ほどエネルギーが強くなります。
それを踏まえて、自分を成長させるには、50:50の環境が一番磨かれるのです。

ネガティブな人に惑わされないようにするというのであれば、
逆風が50%以上だな・・・と感じたらその人と距離を置けばいいのです。

こう考えると普段周囲にポジティブなことを言う人で囲まれている方は、
「逆風」に感謝さえする必要がありますね。

京セラ・KDDI創業者である稲盛和夫さんが
「順境なら『善し』。逆境なら『尚善し』。
 いかなるときでも悲観することなく、自分の環境、境遇を前向きにとらえ、
 努力を重ね、懸命に働き続けることが大切なのです」とおっしゃっています。

逆風を吹かせる人…どんな人が思い浮かぶでしょうか?
意外と身近な旦那様(奥様)とか、親・兄弟といった「家族」にいたりします(笑)
が、その役目を背負ってくださっていると思うと、まさに「感謝」しかありません。

さて、
中国の格言に「疾風に勁草を知る(しっぷうに けいそうを しる)」という言葉があります。
これは「激しい風が吹き荒れた時にこそ、真に強い草だけが生き残るのが分かる」という意味です。

後漢の初代皇帝・光武帝の軍が激戦となり、戦況が悪くなり徐々に兵士が逃げ去るなか、
ただ一人、王覇という一兵士が最後まで逃げずに残った・・・。
光武帝が王覇について述べたのがこの「疾風に勁草を知る」という言葉です。

苦難や困難にあった時、その人が持つ意志の強さや、志の強さが問われます。
長い人生には順風の時もあれば苦難の時もあります。

逆風吹き荒れる中、困難に対してどう動いたのか。
負けると分かった試合に、投げやりになるか、手を抜くのか、逃げるのか、
それとも最後の最後まで全力を尽くすのか。

逆境や困難は人を試します。
歯を食いしばって、我々はどんな困難に対しても敢然と立ち向かう勇気が必要です。
たとえ、敵わないとしても「その時どう動くか」ということです。

そしてあなたの本当の「勇気」を知った身近な旦那様(奥様)、親・兄弟といった家族、
真の友人は、あなたがどんな逆風に立たされたとしても、
この王覇のように逃げずに一緒に立ち向かってくれる存在であるということも
忘れないでいて欲しいのです。
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順境なら善し、逆境なら尚善し
疾風に勁草を知る

先日とあるTVドラマを見て、昔のセミナーを思い出して書き起こしました。

今日も毛が無く、否、怪我無く!