2019.12.16社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】キドアイラク

おはようございます。
製造・成井です。

僕は「失敗しても、必ずしも挽回する必要はない」「簡単に挽回できなくて当たり前」だと考えています。

なぜなら、人間は失敗する生き物だから、失敗するたびに「挽回しなくては」と考えてばかりいると、
やがて失敗することが怖くなり、身動きが取れなくなってしまいます。

失敗すること自体には、なんの問題もありません。
失敗も勉強になるので、そこから何かを学び取ればいいのです。

これを【喜怒哀楽の総量】という視点で考えてみましょう。

恋人ができた場合、その喜びは100ポイントのプラスになったとします。
でも、不幸にして振られてしまった場合、今度はマイナス100ポイントに相当しそうです。

つまりプラスマイナスゼロ。
「恋人がいたという事実」は、振られてしまったとたん、価値がなくなってしまう・・・。

でも、僕はそうは考えません。

その経験を絶対値で捉え、恋人ができたのも、振られたのも100ポイント。
合計すると経験値が200ポイント上がったと考えるのです。

つまり、喜怒哀楽の総量として、人生を捉えるようにしています。
マイナスだと思われがちな経験も、「経験した」ことに違いはありません。

経験しなかった人よりも、確実に知識が増え、物事を判断するときの材料になるでしょう。
失敗も成功も、すべての経験から人は学び、賢くなることができるのです。

「本物の思考力」 出口 治明
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今日の自分は、長い年月を経てたどり着いた、自分史上、最も経験を積んだ自分ですね。
たとえ今日がどんなに落ち込む日でも、惨めな日でも、
【経験という物差し】でみたとき、今日が「最高の自分」です。

失敗した分、落ち込んだ分、自分は確実に、昨日の自分ではありません。

これまでの出会い。これまでの経験。
今日、自分が踏み出す一歩には、全てが積み重なった大きな重みがあるのです。

「今日の自分が、最高の自分」。
そんな自信を持って、新しい一歩を踏み出したいですね。

今日も毛が無く、否、怪我無く!