A4サイズ完全ガイド|mm・cm・ピクセル一覧から封筒・印刷設定まで全解説
210mm × 297mm(21.0cm × 29.7cm)
この記事では、A4サイズのmm・cm・インチ・ピクセル換算はもちろん、封筒の選び方・郵便料金、Word/Excel/Photoshopでの設定方法、印刷入稿時の注意点まで、A4に関するすべてを1ページで解説します。
目次
A4サイズの基本寸法(mm・cm・インチ・ピクセル一覧)
A4サイズの寸法は210mm × 297mmです。以下の表で、各単位への換算値を確認できます。
mm・cm・インチ換算表
| 単位 | 短辺(幅) | 長辺(高さ) |
|---|---|---|
| ミリメートル(mm) | 210 mm | 297 mm |
| センチメートル(cm) | 21.0 cm | 29.7 cm |
| インチ(inch) | 8.27 inch | 11.69 inch |
A4の面積は 623.7 cm2(約0.0624 m2)です。ちょうど1m2の用紙(A0サイズ)を4回半分に折ったサイズにあたります。
解像度(dpi)別ピクセル数一覧
A4サイズのピクセル数は、解像度(dpi=dots per inch)によって変わります。用途に合った解像度を選びましょう。
| 解像度(dpi) | 幅(px) | 高さ(px) | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 72 dpi | 595 | 842 | Web表示・画面閲覧用 |
| 96 dpi | 794 | 1123 | Windows標準・Office文書 |
| 150 dpi | 1240 | 1754 | 簡易印刷・ドラフト |
| 300 dpi | 2480 | 3508 | 一般的な印刷(推奨) |
| 350 dpi | 2894 | 4093 | 商業印刷・高品質印刷 |
| 600 dpi | 4961 | 7016 | 超高精細印刷 |
ポイント
印刷用のデータを作る場合は250dpi以上が推奨です。チラシやポスターなど商業印刷では350dpiが標準とされています。Web表示のみであれば72dpiで十分です。
A判サイズ一覧とA4の位置づけ
A判はISO 216で定められた国際規格です。A0(面積1m2)を基準に、長辺を半分にするごとに1つサイズが小さくなります。A4はその5番目にあたります。
| サイズ名 | mm | cm | A4との面積比 |
|---|---|---|---|
| A0 | 841 × 1189 | 84.1 × 118.9 | 16倍 |
| A1 | 594 × 841 | 59.4 × 84.1 | 8倍 |
| A2 | 420 × 594 | 42.0 × 59.4 | 4倍 |
| A3 | 297 × 420 | 29.7 × 42.0 | 2倍 |
| A4 | 210 × 297 | 21.0 × 29.7 | 1倍(基準) |
| A5 | 148 × 210 | 14.8 × 21.0 | 1/2 |
| A6 | 105 × 148 | 10.5 × 14.8 | 1/4 |
| A7 | 74 × 105 | 7.4 × 10.5 | 1/8 |
| A8 | 52 × 74 | 5.2 × 7.4 | 1/16 |
A判サイズの視覚的な比較
105×148
148×210
210×297
297×420
420×594
※実際の寸法比に基づいた比較イメージ図です
A4とB判の違い(B4・B5との比較)
日本ではA判(ISO国際規格)のほかに、B判(JIS日本独自規格)も広く使われています。B判は日本の美濃判に由来する独自規格で、国際規格のB判(ISO B判)とは寸法が異なります。
| サイズ | mm | 規格 | A4との面積比 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| B4 | 257 × 364 | JIS | 約1.5倍 | 新聞折込チラシ |
| A4 | 210 × 297 | ISO | 1倍(基準) | ビジネス文書・プリント |
| B5 | 182 × 257 | JIS | 約0.75倍 | 大学ノート・週刊誌 |
| A5 | 148 × 210 | ISO | 0.5倍 | 手帳・文庫本 |
覚え方
A4の大きさに迷ったら:B5(大学ノート)より一回り大きく、B4(折込チラシ)より一回り小さいと覚えると直感的に把握できます。
A4サイズの主な用途と使われる場面
A4は世界で最も使用頻度の高い用紙サイズです。ビジネスから日常生活まで幅広く使われています。
ビジネス・オフィス
- ビジネス文書全般:企画書、報告書、提案書、議事録
- 履歴書・職務経歴書:就職・転職活動の標準サイズ
- 契約書・見積書・請求書:取引の定型書類
- プレゼン資料の印刷:配布資料として
販促・マーケティング
- チラシ・フライヤー:最も一般的なチラシサイズ
- パンフレット:三つ折りパンフレットの展開サイズ
- メニュー表:飲食店のテーブルメニュー
- POP・店頭ポスター:小規模な店頭販促物
学校・家庭
- 学校のプリント・テスト用紙
- レポート・論文
- 各種届出書・申請書:行政手続き
- 家庭用プリンターの標準用紙
1993年に日本の行政文書がB判からA判に統一されて以降、A4はビジネスと行政の標準サイズとして定着しました。
身近な物との大きさ比較
A4サイズ(210mm × 297mm)を身近な物と比較すると、大きさが直感的にイメージできます。
A4を封筒で郵送する方法と料金【2026年最新】
A4用紙を郵送するには、折らずに送る方法と三つ折りにして送る方法の2パターンがあります。
角形2号封筒
240mm × 332mm
A4がそのまま入る
定形外郵便(規格内)
長形3号封筒
120mm × 235mm
A4を三つ折りにして入る
定形郵便
郵便料金の目安(2024年10月改定)
| 送り方 | 封筒 | 重さ | 料金 |
|---|---|---|---|
| 定形郵便 (三つ折り) |
長形3号 | 25g以内 | 110円 |
| 50g以内 | 110円 | ||
| 定形外郵便 (折らない) |
角形2号 | 50g以内 | 140円 |
| 100g以内 | 180円 | ||
| 150g以内 | 270円 |
※料金は2024年10月の郵便料金改定に基づきます。最新の料金は日本郵便の公式サイトでご確認ください。
コスト節約のポイント
A4用紙を1〜2枚だけ送る場合は三つ折り+長形3号が最安(110円)です。書類の折り目がNGな場合や枚数が多い場合は角形2号を選びましょう。
Word・Excel・Photoshopなどツール別A4設定方法
Microsoft Word でA4に設定する方法
Wordは通常、A4がデフォルト設定です。レター(Letter)サイズになっている場合は上記手順で変更します。
Microsoft Excel で印刷範囲をA4に合わせる方法
Adobe Photoshop でA4キャンバスを作る方法
Adobe Illustrator でA4を設定する方法
PowerPoint でA4スライドを設定する方法
Google ドキュメント でA4を設定する方法
印刷入稿時の注意点(塗り足し・トンボ・CMYK)
A4サイズのチラシやポスターなどを印刷会社に入稿する際には、いくつかの重要なルールがあります。知らないと仕上がりに影響するため、初めて入稿する方は必ず確認しましょう。
塗り足し(裁ち落とし)とは
印刷物はまとめて大きな用紙に印刷した後、断裁機でカットします。このカット時にわずかなズレが発生するため、仕上がりサイズの外側に3mmの余裕(塗り足し)を設けます。
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 仕上がりサイズ(A4) | 210 × 297 mm |
| 塗り足し込みの入稿サイズ | 216 × 303 mm |
| 塗り足し幅 | 上下左右 各3mm |
トンボ(トリムマーク)とは
トンボは、断裁位置と色の見当合わせのために付ける目印です。Illustratorでは「オブジェクト」→「トリムマークを作成」で自動生成できます。多くの印刷通販サイトではテンプレートにトンボが設定済みです。
カラーモード:CMYKとRGBの違い
| CMYK | RGB | |
|---|---|---|
| 用途 | 印刷用 | 画面表示用 |
| 色の構成 | シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック | レッド・グリーン・ブルー |
| 発色の特徴 | 落ち着いた色味 | 鮮やかな発色 |
注意
一般的なプリンターや印刷会社では、RGBモードで作成したデータをそのまま印刷すると、画面で見ている色とは異なる仕上がりになります。
印刷入稿時にはCMYKモードでデータを作成することをおすすめします。
近年、RGBモードでの印刷に対応している印刷会社もあるため、事前に調べておくと安心です。
A4では足りない時の大判印刷という選択肢
A4はビジネス文書や家庭用プリントには最適ですが、展示会のポスターやイベントの横断幕、店頭のタペストリーなど、もっと大きなサイズが必要になる場面もあります。
A4(210×297mm)を基準にすると、各サイズの大きさは以下のように比較できます。
| サイズ | mm | A4の何倍? | 用途例 |
|---|---|---|---|
| A4 | 210 × 297 | 1倍 | 文書・チラシ |
| A3 | 297 × 420 | 2倍 | 案内図・メニュー表・屋内掲示物 |
| A2 | 420 × 594 | 4倍 | 展示パネル・店頭POP |
| A1 | 594 × 841 | 8倍 | 告知用ポスター・販促ポスター・展示パネル |
| A0 | 841 × 1189 | 16倍 | 大型掲示物・イベント・学会ポスター・屋外広告 |
| B0超 | 〜1200 × 10000 | — | 横断幕・バナー |
A3以上の大判サイズは家庭用プリンターでは出力できないため、専門の印刷サービスを利用するのが一般的です。近年はオンラインで簡単に注文でき、短納期で届けてもらえるサービスも増えています。
ポスター・パネル・タペストリー・横断幕など、大判印刷を1枚から注文できるオンライン印刷サービスです。
年中無休・365日対応
常に20%のポイント還元
用紙13種類から選べる
変形サイズも割増なし
RGBカラー対応
学会ポスターや展示会パネル、店頭POPなど、A4サイズでは足りない場面での印刷に。
A4サイズの歴史と白銀比の秘密
A4サイズの由来と国際規格化の経緯
A判サイズの規格は、1922年にドイツの技術者ヴァルター・ポルストマンがドイツ工業規格(DIN 476)として提案したことに始まります。その後、この規格はISO 216として国際標準化され、現在は世界のほとんどの国で採用されています。
設計の出発点は「面積1m2の用紙」です。これがA0サイズで、長辺を半分に折るごとにA1→A2→A3→A4と小さくなります。
白銀比(1:√2)の特性
A判の縦横比は1:√2(約1:1.414)、いわゆる白銀比です。この比率には驚くべき数学的特性があります。
白銀比の特性
長辺を半分に折っても、縦横比が変わらない(相似形が保たれる)。だからA4を半分に折るとA5サイズになり、拡大コピーすればA3サイズにぴったり合います。この性質こそが、A判が世界標準になった理由です。
210×297mm
148×210mm
297×420mm
この白銀比は日本文化にも深く根付いています。法隆寺の五重塔や、日本古来の建築物にも白銀比が用いられているとされ、日本人にとって馴染み深い美しい比率です。
日本でのA4サイズの普及
日本では長らくB判(B4・B5)が主流でしたが、1993年に行政文書がA判に統一されたことを契機に、ビジネスシーンでもA4が標準サイズとなりました。現在では官公庁の文書、企業の書類、学校の試験用紙など、あらゆる場面でA4が使われています。
よくある質問(FAQ)
まとめ
A4サイズは210mm × 297mm(21.0cm × 29.7cm)。世界で最も使われる用紙サイズです。
- ピクセル数は解像度で変わる(印刷用300dpiで2480×3508px)
- 封筒は折らずなら角形2号、三つ折りなら長形3号
- 印刷入稿時は塗り足し3mmを忘れずに
- 白銀比(1:√2)により、拡大・縮小しても比率が変わらない
この記事がA4サイズに関する疑問の解決にお役に立てれば幸いです。A4では足りない大判印刷が必要な場合は、プリオのような専門サービスも検討してみてください。
※この記事の郵便料金は2024年10月改定時点の情報です。最新の料金は日本郵便の公式サイトでご確認ください。
記事の内容は正確を期していますが、規格の改定等により情報が変更される場合があります。

