Illustratorでデータ作成~クリッピングマスクで余分な部分を隠す!~
こんにちはデータチェックを担当しております岡です。
今回はイラストレーターで入稿データを作成されている方に限りますが、ちょっとしたお役立ち情報をご紹介致します。
イラストレーターで入稿データを作っていると画像データを配置する事が多いかと思います。
画像データを配置した時に写真のサイズやレイアウトを決めて、配置すると下の画像のような感じに仕上がり位置からはみ出した状態になる事があるかと思います。
はみ出した状態だと少し不格好ですね。
これを解消する方法がブログのタイトルにもある「クリッピングマスク」です。
クリッピングマスクの使い方
1)四角形ツールで任意の大きさの四角形を作ります。
2)写真データの前面側に四角形を配置します。(画像参照)
3)四角形のオブジェクトと写真データを両方選択して右クリック
4)「クリッピングマスクを作成」の項目をクリック
5)四角形の形に切り抜かれます。
※クリッピングマスクを解除したい場合は、マスクしたデータを選択して右クリックすると「クリッピングマスクを解除」の項目があるので、選択すると元に戻ります。
クリッピングマスク応用編
じつはクリッピングマスクは四角形以外にも星型や円形などでもできます。
なので、以下の画像のような形にする事も可能です。
ちなみに、文字の形でクリッピングマスクする場合は文字を選択して「書式」メニューから「アウトラインを作成」を選択。
オブジェクト状態になった文字を選択して「オブジェクト」メニューの「複合パスを作成」をクリックすると文字の形でマスク可能です。
データ作成中の方やこれから作成予定の方は、是非お試しくださいませ!